パソコンと従来コンピューターとの違い

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スティーブ・ジョブスやビル・ゲイツがパソコンを生み出しましたが、それまでのコンピューターとの違いはなんでしょう。
従来のコンピューターは価格的に個人で購入できる金額ではなかったことから、全てが組織向けでした。
構造的にはCPUや保存装置、ディスプレイやキーボードといったコンピューターに必要なもの全てを備えるパソコンと違い、それまでのコンピューターは使用者が操作するのはキーボードとティスプレイだけです。
従来のコンピューターはデータベースとCPUからなる本体に複数の端末が接続している構造をしていたのです。

現在のATMやコンビニ店頭端末も同じ構造をしています。この仕組みの利点は複数の人が同じ情報の処理を行う場合に優れていることです。
例えば座席指定のシステムを考えてみましょう、ユーザーは全国のどこのコンビニ端末からでも予約することができます。その際にアクセスが集中しているようでも、一つのデータ(ここではデータベース)に書き込んでいるのでダブルブッキングが起こらないのです。

IBMに代表される従来のコンピューターが組織での運用を目的にしていたのに対して、パソコンは個人でコンピューターを使うために開発されました。
余談ですが、パソコンの登場は革命という人がいます。
それまでコンピューターに縁のなかった人たちが、パソコンやスマホを普通に利用する時代が訪れました。

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