Kami技の基本操作(本にファイルを格納する)

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今日は作成した見積書の本にワードやエクセルファイルを入れてみましょう。
Kami技の仕組みを理解していただくためにいろいろなことを試します。
実際の見積書のファイルでも良いですし、それ以外でも良いので適当なワードファイルとエクセルファイルの2つを用意して下さい。
・ファイルの取り込み
Kami技では本の中に入れたファイルのことをインデックスと呼びます。
ファイルはドラッグ&ドロップで本に取り込みます。
先ずはワードファイルを本の左分割した空欄にドロップして下さい。するとファイル名と同じインデックスが作成されたことを認識できると思います。
Kami技ではファイルを取り込むと印刷イメージをプレビュー表示しますので、このインデックスをマウスで指定してください。するとファイルの印刷イメージを右側に表示します。
また、プレビューの大きさも変更できます。上部の「拡大」「縮小」「全体表示」「幅合わせ」アイコンを押して、どのように変化するのか観察して下さい。
「幅合わせ」アイコンを用いた場合は、印刷イメージをディスプレイの幅一杯に表示するので、画面の小さいノートパソコンでも実際のA4サイズ程の大きさで認識できるので便利です。
ファイルを取り込んでも元のファイルはそのまま同じところに存在して影響を受けません。
そしてKami技に入れたファイルは起動時に指定したサーバーのデータベースに保存されます。
そのため各自のパソコンがサーバーに接続している場合は、サーバーパソコンのデータを皆で参照することになります。
各自のパソコンに表示している本棚はサーバーパソコンの本棚になるので、この本棚を通してファイルを閲覧したり編集したりできるようになります。
起動時に指定するサーバー名に「local」を選択した場合はそのパソコンのデータベースに保存され、本棚はそのパソコン専用のものになります。

・上書きについて
ここで面白いことをしたいと思います。
先ほど取り込んだワードファイルを、もう一度左分割した空欄にドロップして下さい。
結果は、ただファイルが入っただけですが、良く考えると可笑しなことに気づきます。
普通は同じ場所に同じファイルをコピーしようとすると「上書きしますか」とうメッセージが現れるはずですがKami技では現れませんでした。
これは操作ミスによる「ファイルの上書」事故を防止するために、同じ場所に同じファイル名を入れても上書きを起こさない構造になっているためです。

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