Kami技の同居版とライセンス

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前回、Kami技のクライアントパソコンにサーバーパソコンのデータを持ち出すにはデータベースをインストールする必要があるとの話をしました。
セットアップファイルのインストール項目は「データベース」「サーバー」「クライアント」の3種類あります。
データベースをインストールしたクライアントパソコンにセットアップファイルを起動して「サーバー」項目をインストールすると全てをインストールしたことになります。
Kami技は全てをインストールすると同居版という形態になります。

同居版は単独で動作するスタンドアロン型のような動きをしますし、サーバーにもクライアントにもなれる機能を有します。
構造的な話ですが、通常はサーバーパソコンの本棚にクライアントパソコンがアクセスしますが、ここではネットワークを介さずに、自身のサーバーの本棚にクライアントパソコンがアクセスするといった形態になるので、ネットワークを切り離した単独版のような動きが可能になるのです。

また、ネットワーク環境に接続して他のサーバーパソコンに接続してクライアントパソコンの役割を演じることもできますし、サーバーパソコンになってクライアントパソコンに本棚の情報を提供することもできます。(※同居版は「本の持ち出す機能」は使えません)
このように同居版はスタンドアロン版としても機能しますし、サーバーにもクライアントにもなれる柔軟性の高いものです。

ただし、Kami技にはライセンスという仕組みがあります。
Kami技がフリーで提供しているものは、サーバーが1、クライアントが3ライセンスです。
サーバーのライセンスはサーバーパソコンを作れる台数になるので、1台のサーバーをフリーで構築できます。
クライアントのライセンスは同時に起動できるクライアントパソコンの数になります。接続できるクライアントパソコンの数は制限を設けていませんが、同時接続数を超えて接続することはできません。
例えば、同時接続数が3台の場合は、3名がKami技を立ち上げている場合には4台目を立ち上げようとすると「ライセンスが上限に達したので起動できません」と表示されるのです。

組織のパソコン台数が20台くらいのところなら、フリーで提供している同時接続数3台で充分ご利用いただけます。
万が一、同時接続数を増やしたいとのことでしたら、こちらで販売していますのでご利用下さい。
土木ソフト市場 -  Kam技 クライアント(同時接続数)追加

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