ファイルの印刷イメージを表示する機能の紹介

この記事は前回からの続きです。前回投稿を読んでいない方はこちらをクリックして下さい。

Kami技は本にファイルをドラッグ&ドロップすると、そのファイルと同名のインデックスを作成します。
そのインデックスにマウスを合わせるとファイルの印刷イメージのプレビューを表示しますので、名前だけでなく印刷イメージからもファイルを探せます。この機能はデザイン画や図面で特に重宝します。

といいますのは、デザイン画や図面は少しずつ書き足したり変更したりするものです。
その都度名前を付けて保存していると、どのファイルがどのデザインに相当するのか分からなくなってしまいます。そして内容を確認するために一々ファイルを開くのも面倒です。
このような理由から、ファイル名では表現できない内容のファイルにはプレビュー機能が欠かせません。
デザインソフトに限らずプレビューがあるとファイルを探すのに便利ですので、Kami技では無条件にファイルの印刷イメージを表示しています。

このように便利なプレビュー機能ですが、全てのファイルを表示できるわけではありません。印刷イメージを取得する機能はマイクロソフト社の推奨する仕様ですので、プレビューが可能なのはそれに準拠して開発したソフトに限られます。
デザインソフトで有名なAdobe社のイラストレーターは、このマイクロソフト社の仕様に準拠していません。
そのためファイルのデザインを確認するには、イラストレーターを立ち上げ「ファイル」-「開く」を選択して、エクスプローラーに類似したAdobe社製のファイルソフトを立ち上げる必要があります。

イラストレーターのように有名なデザインソフトがプレビューを表示しないのは問題です。
ところがKami技を用いると、プレビューを表示しないファイルもファイルを重ねる機能を用いて、プレビューを表示するファイルと同様の扱いができます。
例えばイラストレーターのようなデザインソフトはjpg等のファイルを作成するのが目的ですので、先ずこのjpgファイルを本にドラッグします。そうするとプレビューを表示したインデックスを作成しますので、これにイラストレーターのaiファイルを重ねます。
こうすることでファイルの内容を一目で認識できますし、そのファイルを編集したい場合には「次ページ」ボタンを押して「入力」ボタンを押すことで、このファイルを読み込んだイラストレーターが立ち上がります。
このように、普段プレビューを表示しないファイルにもご利用ください。

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