共有フォルダでファイルを削除すると復元できない問題の解決

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プライベートのファイルはそれほど重要だとは思いませんが、組織のファイルは業務に必要なものですし、操作ミスは一定の確率で起きますので、大勢であればあるほどファイルを削除してしまう危険性が高くなるので、この仕様は意外でした。

エクスプローラーのファイルの扱いは以下のようになっています。
プライベートの運用
・余暇に趣味で使用
・ファイルの重要性が低い
・操作ミスで削除する確率が低い
・削除したファイルの復元が可能
組織の運用
・就業時間中に業務で使用
・ファイルの重要性が高い
・操作ミスで削除する確率が高い
・削除したファイルは復元できない
このように、エクスプローラーはプライベートの運用を重視したような仕様になっています。

またファイルは上書きによっても消失することがあります。
パソコン操作中に「上書きしますか」といったメッセージを表示した際に、誤って「はい」を押してしまうと元のファイルが消えてしまいます。
共有フォルダでは使用者の数が多い分、この危険が高まります。

当社ではKami技の開発に向けて、ファイル消失の危険のあるこれ等の問題を解決したいと考えました。
その結果、Kami技では本に格納したインデックス(ファイル)を削除するとごみ箱に入り、復元が可能になりました。
また、ファイルを上書きしない構造になっています。
同じ場所に同じ名前のインデックスの存在を許していますので、上書きの必要がないのです。そして同名のインデックスが煩わしければ削除していただければ良いのです。
Kami技はファイルの消失を心配することなく運用することができます。

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